六甲ミーツ・アート2014 (その1)
今年で5回目を迎えた「六甲ミーツ・アート」。
六甲山上のいろいろな場所で様々なアート作品を楽しもうという、ちょっとピクニック気分の催しです。
自宅からは思い立ったらひょいと行ける六甲山。
空いた時間に早速出かけてみました。
早くも色づく木々に 秋の情趣を感じます・・・
早くも散り敷かれた紅葉&黄葉。
お山の季節進行は待ったなしですなぁ。
お目当ての作品に到着!
西山美なコさんの「~melting dream~」。
製糖会社の協力を得て作られた、全編お砂糖の作品です。
蟻がキャプション・ボードを這う、という
ナイスすぎる偶然!
主役もゲストもいない、ぬけがらの披露宴。
明るい光が降りそそぐバラの花・花・花・・・
一帯の香りだってあま~いんです。
六甲山の湿気を徐々に含んで くんにゃりとろけてきていたり。
アラザン(銀の粒)がじわじわ落ちそうになってたり。
そもそもこの円錐型ケーキは傾いじゃってませんか?
ウェディングケーキの側面に張り付いて逃れられなくなった小バエ・・・
ガラスの器の中に入り込んだはいいが 脱出かなわなかったハエ。
今は亡き六甲オリエンタルホテルのもの(涙)
風の教会(安藤忠雄設計)で挙式したカップルを祝って テーブルに並べられたんだろうなぁ。
誘惑に負けて 蓋をずらしてしまった私をおゆるしくだされ。
(よい子は真似してはいけません)
はっ!これはボンボニエールだったのですね。
なんて儚く美しい色・・・
調子に乗って
ほかの蓋ものも開けて覗いてみたことは言うまでもない。(←内緒)
芸がとっても細かい美なコ先生作品のディテールを確認できました。
(反省の色ナシ!)
たまたま同じ時間帯にここを訪れていた家族連れの方々は
「わー、かわいい!」
「素敵!」
「甘いものが食べたくなってきた~」
と表面のみなぞって去って行かれましたが。
(色・モチーフ的にフォトジェニックなせいか、これをバックに撮る写真もマストのよう)
時間の経過、ありあまる湿度で
当初の形態から脆くも崩れてしまう儚さ。
(反面、潔くも思えてきます。)
グロテスクさもすべて受け止める2か月間・・・
それは
すべての「かわいい」に内在するものを
あぶりだしていく時間なのではないでしょうか。
( ふ、決まったぜぃ・・・!)
これから
ほかの作品もいくつか紹介していきますので お楽しみに・・・
(もちろん依怙贔屓あり。)
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