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The Outdoor Room With Jamie Durie

先日まで 土曜日の夕方BSジャパンで放映されていた番組“The Outdoor Room With Jamie Durie”。 (とりあえず7/3の放送分で第一シーズン終了。)

ご覧になっていた方もおられるかと思いますが、これが結構毎回面白くてうなってしまった訳です。

http://www.hgtv.com/the-outdoor-room-with-jamie-durie/show/index.html

 

オーストラリア人ガーデンデザイナーのJamieが、ほぼアメリカ全土を股に掛けて どうしようもないショボショボの庭を「素敵なアウトドア・ルーム空間」に生まれ変わらせていくという、まあ「ビフォー・アフター」を外回り(庭)に特化したような番組。

現地調査&クライアントからのヒアリングをした後、そこから得たキーワードを元に インスピレーションを求める旅に出てしまうJamie。 ・・・何それ? うらやましい!!

アマン系ゴージャスリゾートとか、その土地土地の度肝を抜くような個人邸のお庭を訪れて、コンセプトを固めたり、ディテールをパクったりヒントにしたり、と とても有意義な旅(笑)を終え、デザイン作業のためアシスタントの待つLAに戻ってきます。

番組上、Jamieはあれこれ自分の思いつきや狙いを滔々とまくしたてて 構造などの細かい点や植栽の詳細はアシスタントに振って 「アトヨロ!」(←後はよろしく!)とどこかへ行ってしまう ちょっと勝手なデザイナーとしてキャラづけされています。

当然 Jamieのいない現場では、スタッフ各自がその場での判断で切り抜けなければならない局面が続出。 結果、チェックに現れたJamieからダメ出しされて そこまでの努力が水泡に帰し、やり直しを余儀なくされる場面も多い。

ブーたれるスタッフ。

しかし根が明るいオージー気質のJamie、何とかみんなにハッパをかけ スケジュールの遅れも挽回しつつ カタチにしていきます。

途中経過を心配して覗きに来たり口を出したりするクライアントは好きじゃないらしく、体よく追い返すJamie。 おそらく完成形を見てもらって そこで「ワーオ!」と言わせたいのでしょう。

まあ TV番組だし、見た目のサプライズ重視なので、サステナビリティ(維持管理できるかどうか)とかはとりあえず置いといて・・・という感じ。 ショー・ガーデン的にまとまった、さすがの出来ばえとなってお庭は完成。 

クライアントは親戚や友人を招いて アウトドア・パーティ満喫。 

みんなハッピー。 

夢のような空間が生まれてよかったね、チャンチャン♪・・・という式次第がお約束です。

  

グレートオークス的に思うのは、

 ・それまでの無意味でショボかった庭が

  「使える」「楽しい」空間になるのは 実に素晴らしい!

 ・今後のメンテナンス面も考えてあげてほしい。

  庭は「時間芸術」でもあるのだから。

 ・この番組、施工費用は誰が払うんだろ? (たぶん毎回すごい予算。)

 ・やはりJamieのようにデザイナーとしての信念を貫くことが大事。

  でも時には現実的な折り合いも必要かも・・・?

 ・クライアント的には、信頼に足るデザイナーだと思い至ったら 

  「全面的におまかせ」が最終的にはベスト・ソリューション。

  ただし、センス+多面的な素養+経験値を併せ持ったデザイナーに限りますが。

 ・2nd.シーズンも追って放送してくれるのかなぁ?

 ・ツリーハウス設置のためボルトを貫通させた木が

  じわじわと死んできていないか心配。

・・・てなことですね。

 

特筆すべきは、番組とタイアップしているとおぼしきMONROVIA社(ナーサリー)の存在。

品種名をリストアップすると、何でも揃えてきてくれそうな様子。

さすがアメリカさん、というべきバカでかい組織規模が 莫大なコレクション展開を叶えているのでしょう。

ちょっと羨望のまなざし。

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