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実さえ花さえ

●最近夢中になって読んだのが、「実さえ花さえ」という小説。(朝井まかて著・講談社刊) 

江戸・向島で「花師」(植物の育種や新種の研究開発をする仕事)を生業とする新次と もと手習いの師匠で今は新次を助けて店をとりしきるおりん夫婦を軸に じつにじつに魅力的な登場人物が活躍する物語です。 (登場人物をみんな好きになってしまうほど・・・!)

園芸文化が身分や階級を超えて大きく花開いていたのが江戸という時代であったということは少しは知っていましたが、この本によってまたいろいろな側面が見えてきました。 綿密な下調べと巧みな構成によって、ストーリーのなかで園芸に関わる事情が非常に繊細に組み込まれていて 何もかもが腑に落ちるというか合点がいくというか・・・とにかく うまい!とうなってしまいました。

泣けるし、微笑ましいし、しみじみ考えさせられるし、人間ていいな、植物ってすごいなって思わされるし、明日も頑張ろうと思えるし・・・心からおすすめできる一冊です。

勝手に本年度ベストワンに決定!51hx0yosml__ss400_

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