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2008年9月

時を知る花。

秋めいてきたかと思うとまた暑さがぶり返し、すわ台風・・・と待ち構えていると空振り。 鴨子ケ原・グレートオークス前では帰ってきたイノシシ親子が平然と闊歩する今日この頃です。 あのイノたちはまた甲南病院内のブッシュにでもねぐらを確保したのでしょうか・・・? それならまさにドまん前なので今後も遭遇率が高まる予感。 さすがに慣れてはきたけど、暗くなってからだとちょっとビビるんですよね。)

さて。 お彼岸の入りを待っていたかのように、自宅のフロントガーデンに植えっぱなしのリコリス(黄色)とヒガンバナが咲きました。Photo_2

ジューンベリーとヒメコブシの足元に 5年ほど前に仕込んだリコリス球根。 咲く時期がもっと早いナツズイセン(ピンク)とともに、毎年律儀に花をつけてくれます。 ヒガンバナは3年目ですが、かなり分球が進んだようで花数が増えてきました。

毒性があったり、種子を結ばない性質だったり、お墓やお寺を連想させたりすることなどから ちょっと異界をイメージさせもするヒガンバナ。 その艶やかな美しさは、妖しさと凄みをも内包していると思います。 対照的に、欧米などで品種改良されて生まれた園芸品種はそんな文脈とはお構いなしにあっからかんとしているような。 一般的にはそちらの方が無難かな・・・

Photo_3

アップで見る黄色のリコリス。 別名:ショウキラン。 学名:Lycoris aurea。 よく見ると、花びらにはフリルがあり なかなかゴージャス。

Photo_4

ヒガンバナ(別名:曼珠沙華)も寄りで観察してみました。学名:Lycoris radiata  。 「放射状」の意味をあらわすradiataに納得・・・! なぜか思わず合掌したくなる姿です。

群生して咲いているさまがまた見事なのがこの花。 一面のヒガンバナの名所もいろいろあるようで、今年はもう間に合わなくてもいつか赤いじゅうたんを敷き詰めたような景色をこの目で見てみたいものです。

 

京都へ行ってきました。

●またも長々と間を開けてしまい、申し訳ありません。 夏の間 病人の世話やら何やら+本来の怠惰さwで なかなか記事を書く気になれませんでした。 ようやくもろもろ落ち着いてきたので、「そうだ 京都、行こう。」(←いつの時代の人間? このコピーによるJR東海のキャンペーンは今も継続してるらしい。)と相成った次第。 病院で買って眺めていた雑誌「クロワッサン」の美術館めぐりの旅特集にも取り上げられていて、その頃はいつかここを訪れることのできる日が来るのかどうか考えることすら余裕がなかった『並河靖之七宝記念館』が第一の目的地です。 感無量。 

●京都市営地下鉄東西線・東山駅を降りてすぐ、のはずなんですが、曲がるべき小道を見落としたため結局神宮道まで出て戻ってくるはめに。 私としたことが。 紐育や巴里で遺憾なく発揮してきた動物的勘(笑)も鈍ってきたか・・・。 やっぱりもっと街歩きしなきゃね。

●たどり着いた建物は落ち着いたたたずまいの京町家。 お向かいには同姓を冠した医院の洋館。 かといって違和感はなく、文化の香り・一族のゆかしさ(←妄想、いや、推測ですけど)を感じさせます。

Mushigo_4    

虫籠窓、駒寄せ、一文字瓦がこの建物の特徴。(←受け売り) 

伝統的な商家の構えですが、かなり規模は大きく立派。

Curator_5 琵琶湖疎水を初めて個人邸のお庭に引いたもの。 植治こと七代目・小川治兵衛による作庭です。

今も当代の植治さんが年に何回か手入れに入られるという。 そして驚くべきことに、なんと植治さんはこの敷地の隣人。 

しかし日常的なお手入れは ひとえに学芸員の方のご尽力によるもの。 文句の付けようがないほどすがすがしい状態で、感動モノ!  これぞ心栄えというものではなかろうか。

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